痔の治療
内痔核治療:ジオン注 (ALTA療法)
痔でお困りの方に、朗報です。
それは、ジオン注(ALTA療法)による4段階注射法です。
そうです、注射で内痔核を治せるのです。
今までのように、麻酔をかけられて手術をして1週間から10日前後苦しまなくても良いのです。
その日のうちから、普通に排便できますし、切除をしませんから傷の処置が要らず入院する必要がありません。処置は10分~15分程度ですので1時間程度で帰宅できます。
わかりやすく説明しますと、痔と言うものは肛門付近に出来る静脈瘤みたいなものです。
肛門の外に出来る静脈瘤が外痔核、肛門の中、直腸下部に出来るものが内痔核です。酷くなって来ると肛門の外に脱出して来たり、出血して来たりします。
このジオン注は脱出を伴う内痔核に直接注射をするものです。
痔に流れる血管の血流量をジオン注にて減らし痔の粘膜を硬化・縮小させて肛門からの脱出や出血を無くします。痔核を切除する訳ではありませんし、痛みを殆ど感じない部分に注射をするだけなので注射をした部分が凄く痛かったり出血する事が殆ど無く、その日の内に排便が可能です。
このジオン注 (ALTA療法) は肛門・直腸の解剖学的知識と手技の熟練を必要とするため、内痔核治療研究会から認められた医者しか取り扱う事が出来ない特別な治療法ですが、保険の適応ですから高額な費用は必要ありません。
いぼ痔とはどのような病気なのでしょうか?
肛門の粘膜の下には、血管が集中しており、肛門をしめたり、緩めたりする動作の際にクッションのような働きをする部分があります。肛門への負担が大きくなればなるほど、このクッション部分に負荷がかかり、出血を起こしてしまったり、肛門の外へでてしまうことがあります。これを一般的に「いぼ痔」と言います。
どのようにジオン注を投与するのでしょうか?
ジオン注を行う前に、肛門周囲に麻酔を行うか、下半身のみに効く麻酔を行い、筋肉の緊張を和らげてから注射を行います。
麻酔法については麻酔の専門家である院長にご相談ください。
ジオン注を投与するとどうなるのでしょうか?
投与後、間も無くすると痔核に流れ込む血液の量が減り出血が止まってきます。
脱出の程度も軽くなります。
投与した部分が次第に小さくなり、引き伸ばされていた組織が元の位置に固着・固定することで、脱出が見られなくなります。(1週間から1ヶ月)
パイプカット
パイプカットとは
パイプカットとは、要約すると男性避妊手術の事です。
この手術を行う事で女性を妊娠させる事が出来なくなります。
よくあるご質問と答え
パイプカットの手術を希望される方からよく質問されることを記載しております。
射精はできますか?
手術前と変化はありません
手術後に妊娠することはありますか?
ありません
射精時の快感は変わりますか?
手術前と変化はありません
精力は落ちますか?
手術前と変化はありません
勃起力は低下しますか?
手術前と変化はありません
男性ホルモンに変化はありますか?
手術前と変化はありません
手術前の状態に戻すことは可能ですか?
以前の状態に戻せません
手術の内容
精子が製造される睾丸からでている左右の管を切断することで、精子がでないようにする手術です。
正常な方の場合は、精液は精子と精漿液体が混合し管を通り体外へ排出されます。
パイプカットはこの二つが混合する前に精子が通る管を切断する手術です。
ですので、精子が含まれていない精液のみ排出されます。
パイプカットの手術とは上記でもお伝えしたとおり、単に精子を含まない状態にする手術です。
ですので、男性ホルモンの低下や射精や勃起力などにはまったく影響は与えません。
性行為は問題なく行えます。
他にご不明な点などがございましたら、お問い合わせくださいませ。
受診される前に一度お考え下さい
パイプカットの手術を行った後は、正常の状態に戻すことができません。
切断した個所を再度修復しても、妊娠させる機能自体を取り戻すことは保証致しかねます。
ですので以下の条件を満たす必要性があります。
- ご結婚されていること
- 2人以上お子様がいらっしゃること
- 奥さまが同意されていること
将来お子さんをもうけたいと考えていらっしゃる患者さんにはお断りさせて頂いております。
治療後の過ごし方
- 手術当日 シャワーは控えて下さい。出血する可能性があります。
- 手術翌日 手術した個所を濡らさなければ、問題ありません。
- 手術4日目 術後のガーゼをはずして頂き、シャワーは浴びて頂いて大丈夫です。
- 手術1週間 日常生活はほとんど問題ないです。激しいスポーツなどはまだ避けてください。
- 手術2週間 湯船につかることが可能です。
- 性行為が可能
精液検査について
パイプカットの手術は、術後すぐに精子がでなくなるわけではなく、手術後1ヶ月半~2ヶ月ほど経過した後に検査を行い、精子が検出されなければ完成です。
手術後1ヶ月半~2ヶ月は管の中に精子が残っていることもありますので、検査で精子が出ていない事を確認するまでは必ず避妊をしてください。
検査の結果はおおよそ1週間前後頂いております。
料金
およそ130,000円(税抜き)になります。
※初診料・内服(鎮痛剤・抗生物質)込み
包茎手術
包茎手術とは
患者様に合わせた方法で、自然できれいな仕上がりを実現します。
包茎手術は、直線切除法で行います。余分な包皮の長さを正確に計り、たるみを丁寧に取り除いていき、包皮のたるみ具合に応じて切る個所を変えて行います。 代表的には 「陰茎根元切除」・「陰茎中部切除」・「亀頭直下切除」の3通りがあります。 いずれも麻酔を使用するため、痛みはなく、傷跡も目立ちません。手術時間はおよそ40分です。
包茎のタイプ
仮性包茎
もっとも多い包茎のタイプで、平常時は包皮が亀頭を覆っています。
手でむくと亀頭を簡単に露出させることができます。勃起するとほとんど亀頭が自然に露出する正常に近いものから、勃起してもほとんど皮を被ったままの重度のものまであります。
カントン包茎
亀頭先端部の包皮が狭いけれども無理をすれば亀頭を露出できる 状態です。ただし無理にむくと締めつけられて元に戻らず、腫れて 痛みを伴うことがあるので、早めの治療をおすすめします。
真性包茎
亀頭先端部の包皮が狭すぎて亀頭の露出がまったく不可能な状態です。勃起や性交渉だけでなく排尿にも支障が伴い、長年放置しておくと、亀頭と包皮の内側が癒着する恐れもあり早急な治療が必要です。
手術の流れ
1.包茎手術のデザイン
包茎手術で重要になるのが術前のデザインです。
勃起時と平常時の差、上下左右の方向の包皮のあまり、よじれ、包皮の絞約(包皮の狭い部分)の有無やその度合い、などを入念にチェックし、最終的に収める包茎手術の傷の位置など、何度も確認しながら丁寧に慎重に行ってまいります。
2.包茎手術の麻酔方法
包茎手術においての麻酔は局所麻酔です。
局所麻酔の方法は皮下組織に麻酔薬を浸潤させる方法と、ペニスの根元の神経束を麻酔し、ペニス全体に麻酔をきかせる方法があります。
3.包茎手術
包茎手術を開始します。包茎手術自体、出血が多い手術ではありませんが、包茎手術は、術中・術後の出血を極力抑えるため、慎重に丁寧に、最大限の注意を払いながら行います。
※重要な血管や神経などに触ることなく手術を行うため、包茎手術による障害等が起こることは通常考えられませんのでご安心下さい。
4.包茎手術後の処置
包茎手術後、患部に薄い包帯を巻いて終了です。
ズボンの上から股間が膨らんで目立つこともありませんし、普通に歩いて帰れますので「包茎の手術や治療を受けたこと」は誰の目にもわかりません。ご安心下さい。
5.日常生活では
手術後は、飲酒は4~5日後から、入浴は1週間~10日から、性行為は3~4週間後からにして下さい。
患部に違和感、気になる点などございましたら、すぐに医院までお越し下さい。
症例紹介
1)仮性包茎の術前の状態です。
2)独自に開発した包茎手術用の治具の内筒を入れてあります。治具は二つのパーツより出来ており、右(スマホの場合は上)の写真は内筒を先に入れた状態です。
3)外皮(包皮)を反転させて治具の外筒を締め付けたところです。この時点では包皮の余分なところは残ったままです。
4)写真は余った包皮の部分を切除した状態です。この状態のままで2〜3週間経過を見ます。
5)2〜3週間目に治具を外しトリミングを施します。
6)1ヶ月後の状態です。微妙に腫れは残っていますが綺麗な仕上がりで縫合線も一切残りません。
※手術を施行したら何の手術でもそうですが、微妙な腫れや違和感は厳密には3ヶ月程は最低でも引きません。其れでも悩まれるのであれば手術はお勧めしません。
最後の1枚の左は術後3ヶ月後の状態です。 ほぼ100%腫れも取れ手術の痕跡さへ素人目には分かりません。右の写真は縫合したものの術後の写真で、何処から誰が見ても包茎の手術を受けたなと一目で分かります。 貴方はどちらを選びますか?
料金
仮性包茎の場合、手技代 150,000円(税抜き)程度
真性包茎の場合、手技代 200,000円(税抜き)程度
※包皮が癒着している真性包茎の手術はお受けできません。詳しくはご相談ください。